週末に「ちょっと遠くの温泉に浸かりたいなぁ」って思ったとき、わたしがいつもオススメしてるのが栃木なの。東京駅から新幹線「やまびこ」「なすの」に乗れば、那須塩原駅まで約70〜80分。お弁当を食べてる間に着いちゃうくらいの近さなんだよ。
しかも栃木って、白濁の硫黄泉から美肌のアルカリ泉まで、泉質のバリエーションがすごく豊かで。半日あれば名湯にゆっくり浸かって帰ってこられるから、東京在住の温泉好きさんには本当に”ちょうどいい”エリアなの。今日は実際に日帰りで楽しめる5つのお湯を紹介するね。

こはるの栃木温泉、泉質で選ぶガイド
栃木の温泉の面白さは、エリアごとに泉質がまったく違うこと。5施設あるから、まず「どんなお湯に入りたいか」で選ぶのがおすすめだよ。
「本物の温泉」の迫力を感じたい → 鹿の湯。白濁の硫黄泉で41℃〜48℃の温度別湯船が並ぶ光景は、温泉好きなら一度は見ておくべき。500円でこの体験ができるのは奇跡に近いの。
渓谷の絶景に包まれたい → 川治温泉 薬師の湯。鬼怒川と男鹿川の合流点にある露天風呂から見上げる渓谷は、栃木で最も「自然の中に溶け込む」感覚を味わえる場所だよ。
肌がとろけるような美肌湯を体験したい → 日光温泉 ほの香。100%源泉かけ流しのアルカリ性単純温泉は、お湯がまとわりつくような独特のとろみ。知る人ぞ知る隠れ家的存在。
気軽に足だけ楽しみたい → 塩原温泉 湯っ歩の里。全長60mの足湯回廊を250円で。観光の合間にさくっと立ち寄れるよ。
観光帰りに夜遅くまで楽しみたい → 宇都宮 江戸遊。24時まで営業で、宇都宮餃子の締めに最適なの。
東京から栃木の日帰り温泉が”ちょうどいい”理由
東京から栃木って、想像してるよりずーっと近いんだよ。東北新幹線「やまびこ」や「なすの」で東京駅から那須塩原駅まで約70〜80分、宇都宮までならたった約50分。鬼怒川温泉も浅草から東武特急で約2時間で着いちゃうの。
それにね、栃木の温泉ってとにかく泉質の幅がすごい。那須湯本の白濁硫黄泉、日光・宇都宮の美肌アルカリ泉、川治の渓谷沿いの源泉……エリアごとに全然違う湯質を楽しめるから、何度行っても飽きないんだなぁ。
那須エリア|名湯×自然を半日で
鹿の湯(那須湯本温泉)── 大人500円で本物の硫黄泉
那須湯本にある鹿の湯は、わたしがいちばん”温泉らしい温泉”だと思ってる共同浴場なの。なんと入浴料は大人500円。これで1300年以上の歴史がある白濁の硫黄泉に浸かれちゃうの、すごくない?
湯船は温度別に分かれていて、41℃のぬるめから48℃の激熱までずらり。慣れない子は41〜43℃から始めるのがオススメだよ。ちょっとぬるめのお湯にゆっくり身体を沈めると、硫黄の香りに包まれて「あぁ温泉に来たなぁ」って心からほどけちゃうの。
実際にわたしが初めて行ったとき、いきなり46℃に入って「熱っ!!」って飛び出したのは内緒(笑)。常連さんに「まず41℃から順番に入っていくんだよ」って教えてもらって、41℃→43℃→46℃と上げていったら、不思議と46℃も気持ちよく感じたんだ。この「かぶり湯」の文化を知ってから、鹿の湯の楽しさが何倍にもなったよ。湯上がりに硫黄の匂いが髪に残るのも、わたしは「温泉行ってきた証拠」って思えて好きなの。
- 入浴料: 大人500円
- 営業時間: 8:00〜17:00(冬季16:00まで)
- アクセス: 那須塩原駅からバス約60分
塩原温泉 湯っ歩の里 ── 全長60mの足湯回廊
「がっつり入浴は時間が……」って日は、塩原温泉の湯っ歩の里がぴったり。30mの足湯回廊が2本、合わせて全長60mもある日本最大級の足湯テーマパークなの。入場料はたったの250円だよ。
回廊には「がくがく」「ぐりぐり」「ちくちく」みたいな6つの刺激ゾーンがあって、足裏をマッサージしながらお散歩できるの。源泉は毎分90L湧出で、加温も加水もなしのかけ流し。観光のついでにふらっと立ち寄れるのが嬉しいんだなぁ。
鬼怒川・川治エリア|渓谷×露天
川治温泉 薬師の湯 ── 市営の良心価格
野岩鉄道の川治湯元駅から歩いてすぐ、日光市営の薬師の湯は、鬼怒川と男鹿川の合流点にある渓谷の露天が名物なの。岩風呂から見上げる空と渓谷美は、ほんとうに「来てよかったなぁ」って思える絶景だよ。
ここの露天風呂は、他の施設とはちょっと違う「野趣」があるんだ。岩風呂にお湯が流れ込む音、川のせせらぎ、風が渓谷を抜ける音——自然の音だけに包まれる感覚は、スマホもテレビもない時代の温泉ってこういう感じだったのかなって思うの。わたしが行った秋の夕方は、渓谷の木々が赤く染まって、湯面にも紅葉が映り込んでた。あの景色は今でも目に浮かぶよ。
⚠ 2026年4月1日から料金改定されたから注意してね。
- 入浴料: 大人1,000円(市民500円)/小学生以下700円
- 営業時間: 10:00〜20:00(最終受付19:30)/冬季10:30〜
- 貸切風呂: 50分4,000円
ちょっとお値段は上がったけど、それでも貸切が4,000円から使えるって考えると、カップルや家族でのお出かけにはまだまだお得だよね。
日光・宇都宮エリア|観光と一緒に
日光温泉 ほの香 ── 100%源泉かけ流しの隠れ家
東武日光駅から徒歩約17分、ホテルカジュアルユーロの中にあるほの香は、自家源泉100%かけ流しの隠れた美肌の湯。アルカリ性単純温泉のとろっとしたお湯は、肌にまとわりつくみたいで、上がったあとのもちもち感がたまらないの。
「隠れ家」って言葉がこんなに似合う温泉はなかなかないと思う。ホテルの中にある温泉だから看板も控えめで、知らないと通り過ぎちゃう。でもお湯の質は本物で、わたしが栃木で「肌がいちばんすべすべになった」と感じたのはここ。600円でこのクオリティは驚異的だよ。日光東照宮から歩ける距離なのに、観光客がほとんどいないのも秘密にしておきたいくらいなの。
- 入浴料: 大人600円
- 営業時間: 11:00〜19:00
- 貸切「星空の湯」: 50分3,500円(要予約・2名利用時)
日光東照宮や中禅寺湖を観光したあとに立ち寄るのが、わたしのお気に入りコースだよ。
宮の街道温泉 江戸遊 ── 駅近・夜まで遊べる美肌湯
宇都宮インターパークにある江戸遊は、9:00〜24:00まで年中無休で営業してる、超フレキシブルな日帰り温泉。アルカリ性の「美肌の湯」はとろみがあって、岩盤浴・サウナ・くつろぎ処までついてるから、宇都宮餃子を食べたあとにダラダラ過ごすのに最適なの。
東京からの帰りが遅くなっても余裕があるから、観光メインで温泉は”締め”にしたい人にはほんとにオススメだなぁ。
栃木は「泉質の幕の内弁当」——同じ県内でこんなに違う
栃木の温泉をいくつか巡って気づいたんだけど、こんなに狭い範囲で泉質がガラッと変わる県って、関東では珍しいんだよ。
那須湯本の鹿の湯は単純酸性硫黄泉。白く濁ったお湯に硫黄の香りが漂う、いわゆる「ザ・温泉」の世界。肌がピリッとする刺激があって、入った後はさっぱりする感覚。一方、日光のほの香はアルカリ性単純温泉で、真逆の「とろとろ美肌系」。肌に吸い付くようなぬめりがあって、湯上がりはもちもち。
さらに川治の薬師の湯は単純温泉で、刺激が少なくやさしい肌あたり。長時間浸かっても湯疲れしにくいのが特徴なんだ。
硫黄泉のさっぱり感、アルカリ泉のもちもち感、単純温泉のやさしさ——この3つを1日で体験しようと思えばできちゃうのが栃木のすごいところ。埼玉や千葉の温泉が塩化物泉中心で「ぽかぽか系」が多いのに対して、栃木は「泉質の幕の内弁当」。いろんな味わいを少しずつ楽しめるんだ。
わたしのおすすめは、午前中に鹿の湯で硫黄泉のパンチを浴びて、午後に日光のほの香で美肌湯に包まれるコース。酸性→アルカリ性の順番で入ると、肌が引き締まった後にしっとり潤う感じがして、翌朝の肌のコンディションが全然違うよ。
東京日帰りモデルプラン
那須プラン(鹿の湯メイン)
- 7:00 東京駅発(やまびこ)
- 8:20 那須塩原駅着 → バスで那須湯本
- 10:00〜12:00 鹿の湯入浴
- 12:30 那須でランチ
- 14:30 那須塩原駅へ
- 16:00頃 東京駅着
鬼怒川プラン(薬師の湯メイン)
- 8:00 浅草発(東武特急)
- 10:00 川治湯元駅着
- 10:30〜13:00 薬師の湯+ランチ
- 14:00 温泉街さんぽ
- 16:00 川治湯元駅発
- 18:30頃 浅草着
まとめ
栃木の日帰り温泉は、新幹線70〜80分の近さなのに泉質も雰囲気もぜんぜん違う名湯が揃ってて、東京暮らしのわたしたちには本当にありがたい存在なんだよ。今度のお休み、思いきって新幹線に飛び乗ってみてね。きっと「もっと早く来ればよかったなぁ」って思うはずだよ。


